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   ☆☆☆―― 2002/02/01 Vol.211 ――――――――――――☆☆☆
         Global Youth Mate 【グローバル・ユース・メイト】
   ☆☆☆―――――――――――――― YFWP-Japan発信 ―☆☆☆

 ■ CONTENTS ■
 
 【1】 New Youth Movement 情報メール便(19) 高山 翔一郎
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 【1】 New Youth Movement 情報メール便(19)
    「ピースメーカー集合!」
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 ナビゲーター:高山 翔一郎

 メルマガ『グローバル・ユース・メイト』の読者の皆さんは、YFWP−Japan発
行の月刊誌『NEW YOUTH(新青年)』をご存じだろうか。『NEW YOUTH(新青
年)』には、メルマガ読者も注目すべき二つの話題が連載中である。一つは、
「私のサービス・フォー・ピース!」、もう一つは、「グローカル時代のピース
メーカー登場!」というコーナーである。
 YFWP(世界平和青年連合)は、組織のネーミングの通り、「平和世界の創建」
をその活動目標の中心に置いているNGO団体であるが、「ピース(PEACE)」のた
めの実践を、「私自身」が「グルーバル(世界を舞台に)」に「ローカル(地域
で)」にやっていこうというのがメンバーの合言葉である。
 「私のサービス・フォー・ピース!」は「平和のための奉仕」の精神に立った
体験談を、「グローカル時代のピースメーカー登場!」は平和のビジョンと実践
プラン、実践体験を、披露していただくコーナーである。投稿者は、YFWPの会員
であることを問わない。『NEW YOUTH』は、YFWPの機関誌であると同時に広く社
会の青年層を対象として行われる「未来を拓く青年のための情報誌」なのだ。
 メルマガ読者の皆さん!
 皆さん自身の「奉仕活動&異文化体験記」(奉仕と異文化体験の刺激は青年の
未来を大いに拓く!)、あるいは、皆さんの日ごろ考えておられるという「平和
のビジョンと実践プラン、実践体験」をご披露いただけないだろうか。自薦、他
薦、どちらでも結構。わが村、わが町のサービス・フォー・ピースマン(or
ウーマン)やピースメーカーなる人々をどしどしご紹介いただきたい。m(_ _)m
 投稿は、 info@yfwp-j.org まで。
 p(^-^)q
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『NEW YOUTH』2002年2月号より

私のサービス・フォー・ピース!(4)

「何でか分からんけど涙が止まらんかったんよ」
―過去を訪ねて未来を見つめる日韓関係に

亀井 裕美さん
(天父報恩鼓 広島協議会 指導員、22歳)

 私は現在、大学生です。中学生のころから「天父報恩鼓(てんぶほうおん
こ)」という太鼓グループでボランティアを活動をしています。普通のボラン
ティアと少し違い、老人ホームなどで踊ることを通してお年寄や施設の皆さんに
喜んでいただいています。
 私が所属する広島協議会では、韓国の原爆被害者のかたがたがおられる施設の
慰問を過去三度行いました。私はそのすべてに参加させていただきましたが、一
番心に残っているのは三度目の訪韓の時です。そのときは広島市長の親書を携え
ての慰問でした。小学4年生から青年までの22名が、何か月も前から太鼓の演
舞や歌の練習をし、また韓国語を少し学んでから行きました。
 慰問にいった場所は、陜川(ソンチョン)郡の赤十字原爆被害者福祉センター
と、広島市の姉妹都市である大邱(テグ)です。陜川郡は「韓国のヒロシマ」と
呼ばれていて、広島の原爆によって多くの犠牲者が出たところです。陜私たちの
慰問活動に対して、沢山のかたがたが集まってくださり、盛大な歓迎も受けまし
た。しかしあるときショッキングな出来事がありました。
 あるおばあちゃんの口から「日本人は好きだけど、日本は嫌い」という言葉を
聞いたのです。日本と韓国の間にある溝を実感する瞬間でした。私たちは戦争を
知らないし、原爆の後遺症で苦しんでこられたかたがたのことを本当に分かって
あげることもできません。でも、私たちが心を込めて演舞する太鼓で、そのかた
がたが背負っている苦しみが少しでも癒されたらと思い、一生懸命踊りました。
 太鼓の演舞の後、「ふるさと」「赤とんぼ」を歌うと、見にこられたかたがた
も一緒に歌ってくださいました。幼いころ日本で育ったので、50年以上たった
今もみんな覚えておられたのです。そして、韓国語で「アリラン」「統一の歌」
を、手をつなぎ大きな輪になって合唱しました。そのとき、おじいちゃんたちも
おばあちゃんたちも、そして太鼓のメンバーも皆、涙が出て止まりませんでし
た。後で小学四年生の子どもに泣いた理由を聞くと、「何でか分からんけど涙が
止まらんかったんよ」と話してくれました。日本の子どもたちが韓国のおじい
ちゃん、おばあちゃんの胸で泣き、涙を拭いてもらっていたその光景を私は今で
も忘れることができません。
 またそのときは、地元の学生との兄弟姉妹結縁も行われました。私は偶然にも
その施設で働いておられる女性と姉妹結縁を結びました。その女性は、お姉さん
というよりまるでお母さんのように私に接してくれました。帰る時はとても名残
惜しくて、みんなでバスの中から姿が見えなくなるまで手を振り続けました。
 訪韓から帰った後、子どもたちに「韓国のこと好き?」と聞くとみんな元気に
手を上げました。そこには国や民族の壁がないことを感じます。今回の慰問の様
子が韓国のテレビで報道されたこともあり、今でも韓国の各地の原爆被害者協会
や福祉センターから慰問の要請をたびたび受けます。ある韓国のかたが「過去の
ことは忘れて、韓国と日本が手を取り合って世界平和のために歩きましょう」と
話してくれました。私たちの活動は小さなものですが、それが世界の平和につな
がることを信じながら、これからも頑張っていきます。


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次号は、2002年2月5日にお届けする予定です。(毎週火曜日・金曜日配信)

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