第3回「日韓青年友情プロジェクト」活動レポート

 2016年8月15日から18日、日本と韓国の青年たちが韓国・ソウルに集結し、第3回「日韓青年友情プロジェクト」(主催:世界平和青年連合)を開催しました。日韓の未来をつなぐ懸け橋となるのは柔軟性を持った青年たちであり、彼らが両国の歴史、文化に対する理解と友情を深めてこそ、真の日韓関係が築かれていくという理解に立って同プロジェクトは2014年から始動しました。

 3回目を迎えた2016年は、日韓の青年たちによる兄弟姉妹結縁式に加え、「日韓友好、南北統一をどう見つめるか?」というテーマのもとに平和統一セミナーを開催しました。セミナーでは日韓友好のために市民レベルの民間交流を広めていく必要性や、南北統一は日韓の協力関係のもとで共に取り組むべき課題であることなどが参加者の間で認識されました。

 南北統一への思いを深めるために、38度線沿いの統一展望台、臨津閣の視察も行いました。北朝鮮に向いている望遠鏡をのぞいてみると、私たちの日常とは別世界が広がっており、森林の少ないはげ山やそこで農作業をする人たちの様子もうかがうことができました。

 3泊4日のプロジェクトの中では、DMZ(非武装中立地帯)近郊の地雷被害者の皆さんが住む村にも訪問しました。そこでは現地の地雷被害に関する講義を受け、休戦国家では地雷の撤去作業が難しいゆえに多くの人々が地雷の犠牲になってしまっていることを知りました。南北に分断されてしまっているために起こっている深刻な課題を肌で感じる機会にもなりました。

 三・一独立運動の発祥の地であるタプコル公園(パゴダ公園)、仁寺洞において日韓友好の運動を広めていくためのフリーハグ、握手、署名活動(チャレンジ・プログラム)も行いました。活動を通じてある青年は、「普段は表現しなくても、心の奥では平和を願う思いを誰でも持っているのだということを実感しました」と感想を述べていました。また、「日本に対する嫌悪感を持っているかたも韓国には多くいるのだということを実感できました」という感想を持った参加者もいました。その一方で過去の歴史を超えて、日本が大好きな韓国人が増えていることも事実です。ホームステイ・プログラムも行いましたが、わが子のようにかわいがってくれるホストファミリーや現地で出会う韓国の人たちの深い愛情に触れながら、それまで持っていた韓国に対するイメージが変わったという青年たちも多くいました。

 他にもバーベキューや農業奉仕体験、日韓交流会、韓服試着体験や観光など、この間、参加者たちは充実した時間を過ごすことができました。参加者一人一人が心と心で通じ合い、持ち帰ってきた今回の体験は、過去の歴史を超えて新しい日韓友好の歴史をつくり出していく第一歩となるに違いありません。世界平和青年連合(YFWP)は日韓青年友情プロジェクトをはじめとした「グローバル・ユース・プロジェクト」(YFWPが推奨する海外奉仕プロジェクトの総称)を通じて、今後もグローバル人材育成に向けて力を注いでまいります。

第3回「日韓青年友情プロジェクト」の主なプログラム
1日目 2日目 3日目 4日目
入国
オリエンテーション
兄弟姉妹結縁式
日韓平和統一セミナー
DMZ平和奉仕活動 韓国文化体験
(韓服体験)
講義「日韓文化比較」 DMZ平和統一探訪
(統一展望台/臨津閣)
パゴダ公園を見学 観光・ショッピング
チンチルバン
(韓国式サウナ)
地雷被害者の村へ訪問 チャレンジ・プログラム
(フリーハグ・署名)
帰国
講義「DMZ概論」 ホームステイ
   バーベキュー
日韓交流会
   
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